ノツカマフチャシ (1号・2号) (面崖式)(根室半島チャシ跡群)(国の史跡)(日本100名城1)
最寄地 北海道根室市牧の内131 2014.8.9 2017.7.13
ノツカマフチャシ (1号・2号) (面崖式)(根室半島チャシ跡群)(国の史跡)(日本100名城1)
最寄地 北海道根室市牧の内131 2014.8.9 2017.7.13
登城ルート
1号チャシ・北と南の平坦部・壕
1号チャシ北の壕と土塁
1号チャシ南の壕
2号チャシ標柱と壕
2号チャシの壕と平坦部
ノツカマフ1号チャシ跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【感想】 根室湾を望む海岸台地上に、南北2つのチャシから構成され、よく整備され見学通路も設けられている。
南の1号チャシは2つのチャシが連結された構造になっており、土塁や深い壕がよく残っている。
【案内】 道道35号線の表記番地の西500mに案内看板があり、2台の駐車スペースがある[マップコード423 800 339*18](地図)。
遊歩道を北に350mほど行くと分岐に案内標識があり、南に1号チャシ(地図)、北に2号チャシ(地図)がある。
1号チャシ跡は北に直径約15m、南に直径約20mの土塁に囲まれた平坦地があり隣接している。それぞれの周囲に巾は約5m深さ2~3mの深い壕が巡らされている。またそれぞれ土橋がある。
2号チャシは北に40mほど離れて、直径約22m円形平坦地があり、東の崖を除く周囲に巾2~3m深さ約50㎝の浅い壕が巡っている。
北海道では500カ所ほどのチャシ跡が確認され、根室市内には32ヶ所が残り、内24ヶ所が「根室半島チャシ跡群」として、昭和五十八年(1983年)4月26日、国の史跡に指定された。
平成十八年(2006年)4月6日、「根室半島チャシ跡群」として日本100名城(1番)に選定された。