豊代館 (とよしろやかた) (佐野源左衛門常世館)
所在地 栃木県佐野市豊代町491 2021.7.6 7.19
豊代館 (とよしろやかた) (佐野源左衛門常世館)
所在地 栃木県佐野市豊代町491 2021.7.6 7.19
正雲寺公民館
館跡・西側の道
北側土塁
北西土塁
佐野源左衛門常世の墓
豊代館跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 佐野市豊代町にある東西113m南北159mの方形館で、高さ1.5~2mの土塁が巡らされていた。現在、民有地となり大部分は畑で、北から西にかけて土塁がよく残っているが、放置され全体的に草が生い茂っていた。
館の南東に実相院という小さな寺があったが、その跡地に公民館が建てられている。
【案内】 東側を通る市道より左折し[マップコード489 027 397*55]、西に50m行くと「正雲寺公民館」(表記番地)があり、そこに駐車できる。
公民館に「佐野源左衛門常世(つねよ)館跡」の説明板が建てられ、西側の道を100m程北に行くと土塁がⅬ形に残っている(地図)。
願成寺(佐野市鉢木町15−5)南東に佐野源左衛門常世の墓がある(地図)
【歴史】 伝承によれば、鎌倉より非常招集があった時いち早く馳せ参じた忠誠心が認められ、鎌倉幕府より当地6万3千石を賜った佐野源左衛門常世の館跡とされる。
その後戦国時代には、佐野氏の有力家臣もしくは一族の館跡という説もある。