高水寺城 (こうすいじじょう) (郡山城・志和城) (町の史跡)
所在地 岩手県紫波郡紫波町二日町古館 2013.8.11
高水寺城 (こうすいじじょう) (郡山城・志和城) (町の史跡)
所在地 岩手県紫波郡紫波町二日町古館 2013.8.11
説明板
本丸石垣
説明板
本丸御殿跡
高水寺城 本丸跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 国道4号線「城山入口」交差点より東に1㎞行った、標高180mの独立丘にある城跡は現在「城山公園」となっている[マップコード81 231 514*74]。
公園駐車場より大手道を登ると、本丸の石垣が10m位残る本丸跡には、城跡碑「斯波氏の居城高水寺城址」が建てられている。
斯波氏の古館は城山の北西2㎞の高水寺の西方に近接した所といわれる。
【歴史】 建武二年(1335年)足利尊氏が奥州管領として斯波高経の長子・家長を下向させ居館を構えた。戦国時代、郡山の丘陵頂上に本丸を築き、高水寺城と称した。
天正十六年(1588年)石清水左京の謀反により滅亡した斯波氏に代わって、南部信直は郡山城と改称し城代を置いた。盛岡城築城中の元和・寛永年間の居城となった。
南部氏が盛岡城に居を移してから寛文七年(1667)廃城となり、破却された。