萩生城 (はぎゅうじょう)
最寄地 群馬県吾妻郡東吾妻町萩生2095 2019.2.8
萩生城 (はぎゅうじょう)
最寄地 群馬県吾妻郡東吾妻町萩生2095 2019.2.8
登城ルート
東側通路
宝篋印塔
主郭東の空堀
主郭
主郭西側の空堀
萩生城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高20m】
【感想】 東吾妻町萩生にある比高20m程の台地に築かれた小規模な城で、主郭の周囲に空堀が残っている。
空堀を挟んで東と西に郭がある。北側に外空堀があるらしいが、暮れ方で薄暗くなり行っていない。
【案内】 駐車スペースは少なく、離れて駐車し町道に面した表記番地左より徒歩で北に向かう[マップコード295 228 859*63](地図)。墓地左を140m程行くと、左に宝篋印塔と祠が祀られている。
その先より、左に進んでゆくと、2郭があり空堀のある主郭に着く。主郭は畑となっており、南側に腰郭があり、その先が空堀につながっている。
その北西に3郭があり、土塁上に石宮が祀られている。
【歴史】 築城年代は定かではないが、手小丸城の支城とされる。城主として大戸氏の家臣・小林石見の名がある。
天正十年(1582年)武田氏の滅亡後、上州に侵攻した北条勢が手小丸城を攻め落としたとき、萩生城も北条勢によって落とされたといわれる。