高王山城 (たかおさんじょう)
最寄地 群馬県沼田市発知新田町859 2019.2.24
高王山城 (たかおさんじょう)
最寄地 群馬県沼田市発知新田町859 2019.2.24
登城ルート(緑線は車道)
林道案内標識
駐車場・左へ登る
南東の郭
主郭
北1段
高王山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高230m】
【感想】 沼田市石墨町と発知新田町の境にある標高766mの高王山に築かれている。主郭は径40mほどあり、低い土塁が残っている。堀切は見られないが、北尾根と西尾根、南東尾根に階段状の曲輪が残っている。
【案内】 東麓の「ニュースポーツ広場」からも登れるようだが、今回は北麓の林道から登ってみた。
県道265号線と県道266号線を結ぶ北麓の市道の峠の西側に林道入口があり、大きな案内看板が建てられている [マップコード183 711 624*10](地図)。林道は未舗装であるが幅広で約2km南下すると広い駐車場に着く。
南に戸神山への遊歩道があり、北に高王山への約400m比高100mの遊歩道がある。200m程林道に沿って登り、折返し南東の尾根に出、小郭を経て主郭に着く。
主郭には、テレビ塔が建てられ、低い土塁に三角点、祠がある。北に3段、西に5段の曲輪が階段状に設けられている。
【歴史】 戦国時代、発知(ほっち)氏により築城されたと云われる。天正九年(1581年)沼田景義が本陣を構え、沼田城の奪還を図ったと伝えられる。