阿津賀志山防塁 (あつかしやまぼうるい) (国の史跡)
所在地 福島県伊達郡国見町石母田国見山下 2014.4.15 2017.4.22 2020.3.1
阿津賀志山防塁 (あつかしやまぼうるい) (国の史跡)
所在地 福島県伊達郡国見町石母田国見山下 2014.4.15 2017.4.22 2020.3.1
配置図
防塁A(南側空堀)・奥は厚樫山
防塁A(北側空堀)
防塁B
防塁C
防塁D
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 国道4号線パーキング(国見町石母田)の約300m北東の左側に、防塁Aがあり、大きな看板が建てられている[マップコード76 503 097*42](地図)。
内・中・外の3本の土塁跡があり、その間に空堀が2条良好に残っている。約275m北の東北本線を越え厚樫山麓まで伸びており確認できる。
阿津賀志山(厚樫山)から阿武隈旧河道まで3㎞もの防塁が築かれたが、現在、防塁B(国見町森山東国見)[マップコード76 473 881*](地図)、防塁C(国見町大木戸字高橋)[マップコード76 444 724*23](地図)、防塁D(国見町西大枝字石田78)[マップコード76 444 166*42](地図)など部分的に残り、説明板が建てられている。
昭和五十六年(1981年)3月14日、国の史跡に指定された。、
【歴史】 文治五年(1189年)に源頼朝率いる鎌倉軍と藤原泰衡の命を受けた藤原国衡率いる平泉軍が決戦を行った時、平泉軍が防塁を短期間に完成させた。