戸吹城 (とぶきじょう) (根小屋城・二城城)
最寄地 東京都八王子市戸吹町614 2015.4.22
戸吹城 (とぶきじょう) (根小屋城・二城城)
最寄地 東京都八王子市戸吹町614 2015.4.22
登城ルート
登り口の根小屋城跡の標識
南側段郭
横堀・土塁・八幡社
八幡社
主郭南堀切
主郭跡・土塁
戸吹城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高70m】
【案内・感想】 表記番地の社員寮横に「根小屋城跡」の標識」が建てられている[マップコード23 468 144*25](地図)。
北に登ると間もなく手入れされた竹林の中に段郭が見える。段郭は3、4段あり東側に竪堀がある。小さな八幡社の北に空堀がある。
空堀を越え、人一人やっと通れる両側が崖の道(土砂崩落が所々見られ、危険個所である)を北に行くと高台があり、更に行くと堀切があり比高約70mの主郭がある。主郭の西に土塁が残り、「東京サマーランド」が眼下に望める。
【歴史】 室町時代に関東管領山内上杉氏の武蔵守護代を務めた大石氏により造られたとされる。
大石氏が北条氏に降った後は、北条氏の烽火台として使用され、滝山城、高月城、根小屋城、網代城、戸倉城、桧原城と連なる山梨国境からの烽火台ネットワークが、防衛上重要な役割を果たしたと思われる。