阿土山城 (あどやまじょう) (アド山城)
最寄地 栃木県佐野市仙波町463 2021.7.6
阿土山城 (あどやまじょう) (アド山城)
最寄地 栃木県佐野市仙波町463 2021.7.6
登城ルート
林道の峠の登り口
鏡岩・見張台
狼煙台
主郭北側の堀切
北東の郭・堀切
堀切・南西の主郭
主郭・三角点
阿土山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高110m(林道より)】
【感想】 佐野市仙波町の標高371mのアド山に築かれている。北東から南西に伸びた山頂に細長い2つの郭が堀切で区分され、西側に腰郭があり祠が祀られている。
南に続く尾根には堀切は見られないが、岩場を巧みに利用した見張り台が設けられている。
金蔵院から登ってくる尾根に大堀切や石積みあるようだが、草臥れてそちらは見ていない。
【案内】 金蔵院(表記番地)から登れるが、南側を通る「林道小室正雲寺線」の峠から登った[マップコート489 028 861*87](地図)。峠に駐車スペースがある。
登り口に「アド山縦走コース1.1km」の標識があり、アップダウンを繰り返し登る。
標高314mのピークを過ぎた中間点付近に鏡岩があり、その先のピークに見張台、次のピークに狼煙台が配置されている。
アド山南東のピークから下って行くと土橋があり、ロープの設けられた急な岩場の斜面を登り迂回路を経て北東の郭に着く。南西側に主郭や2郭、段郭などが見られる。
【歴史】 建永元年(1206年)安戸氏が築城したとされる。
永禄二年(1559年)以後佐野氏が使用し、慶長三年(1598年)には天徳寺宝衍(ほうえん)が居城したとも伝えられている。『佐野市ホームページ』より。