朝日館 (あさひだて)
最寄地 福島県福島市上鳥渡山王31−2 2018.7.4
朝日館 (あさひだて)
最寄地 福島県福島市上鳥渡山王31−2 2018.7.4
登城ルート(緑線は車道)
日吉神社
四阿
配水池・団地(右)
朝日館の記・説明板・配水池
朝日館跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高70m】
【感想】 福島市上鳥渡(かみとりわた)の朝日館公園となっており、南西側に団地が造成され遺構はほとんど見られない。団地用の配水池前に「朝日館の記」の石碑が建っているのみである。
【案内】 県道362号線より南に行った表記番地向かいの、北麓の日吉神社駐車場が利用できる[マップコード475 200 842*48](地図)。
南の鳥居を潜り、拝殿左側より遊歩道を、鉄塔を目指し登ると館跡に出、西側に四阿が建てられている。鉄塔先の配水池に行くと、「朝日館の記」の石碑と説明板が建てられている。
【歴史】 詳細は不明であるが、飯坂大鳥城主・佐藤基治の一族・信夫小太郎が朝日館を守っていたと伝えられている。
信夫小太郎は文治五年(1189年)八月、源義経方の佐藤基治らと共に信夫郡石那坂で源頼朝率いる奥州征伐軍と戦い討死したという。
下って、仁治元年(1240年)十月鎌倉幕府評定衆の二階堂基行は、子の行氏に信夫庄鳥和田村を譲り渡した史料がある。『朝日館の記』より抜粋。