要谷山城 (ようがいさんじょう) (小野城)
最寄地 栃木県佐野市飛駒町2299−3 2021.7.26
要谷山城 (ようがいさんじょう) (小野城)
最寄地 栃木県佐野市飛駒町2299−3 2021.7.26
登城ルート(緑線は車道)
いけづきの道へ
金比羅神社・石垣
南の2郭
主郭
北の段郭
北段郭の石垣
北の3郭
要谷山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高180m】
【感想】 佐野市飛駒町にある標高約400mの山頂に築かれている。
主郭は15m程の円形で、周囲に帯郭や段郭を設け、北に3郭、南に2郭が設けられており、主郭南に崩れた石垣の石が散乱している。
北側段郭に石垣が残り、北尾根を1条の堀切で遮断している。
【案内】 県道208号線より東に行った「根古屋森林公園」駐車場が利用できる[マップコード489 161 040*57]。
北東の管理棟(表記番地)東より「いけづきの道」を通りキャンプ場を過ぎるとロープの張られた「熊注意」の看板がある所から遊歩道が設けられている
金比羅神社の先から左側の斜面が伐採されて開けており、飛駒町の家々が眼下に望める。
頂上に主郭があり、南に段郭、2郭がある。主郭の北に段郭、3郭があり、西側にも郭がある。
北側段郭に石垣があり、3郭北の尾根に堀切が見られる。
【歴史】 天正のはじめ頃、佐野氏方の小野高吉により築城されたと云われる。
その後、天正十年(1582年)小野高吉は足利長尾氏の家臣・小曽根筑前守に謀殺され、根古屋館は焼失、要谷山城も自落したといわれる。