西平城 (にしだいらじょう)
最寄地 群馬県富岡市大島148 2017.12.30
西平城 (にしだいらじょう)
最寄地 群馬県富岡市大島148 2017.12.30
登城ルート(緑は西の郭)
上信越道・林道登り口
北側の階段状の郭
南東の腰郭
南東の虎口の堀切
主郭・土塁
西郭の祠
西側堀切(西から見たところ)
西平城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高80m】
【感想】 北麓の大島集落から見ると、3つの瘤の山容が望めるが、東端の標高303.6mの山頂に築かれている。
西側と南東に堀切がよく残っており、南東と北側に階段状の郭が5段ほど連なっている。
【案内】 県道192号線より西の大島集落に入り、「大島鉱泉」(表記番地)南の道を進み、上信越自動車道を潜って西に50mほど行くと、林道登り口がある[マップコード20 211 699*87]。そこに1台は駐車できる。
登り口よりコンクリート舗装された林道が続き、右に曲がって未舗装となり、堀道に続いている。
終端より右に登り尾根を登る。5段の段郭があり南東側に回ると腰郭、虎口のある堀切がある。
主郭は長辺20mほどの三角形で南側に土塁が残っている。西に堀切があり、小郭に祠が祀られている。その西は急な切岸で滑りやすいが、尾根に堀切が残っている。
西に2つのピークを越え三角点の山(327.5m)まで行ったが自然地形であり、堀切までが城域と思われる。
【歴史】 大島城の小間氏の詰城と考えられるが、詳細は不明。