本堂城 (ほんどうじょう) (県の史跡)
最寄地 秋田県仙北郡美郷町本堂城回館間117 2017.10.28
本堂城 (ほんどうじょう) (県の史跡)
最寄地 秋田県仙北郡美郷町本堂城回館間117 2017.10.28
説明板
西門跡・説明板
北東土塁・ 社・ 城址碑
社
城址碑
北東土塁から見た堀
本堂城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 矢島川と南の丸子川の中間にある平城で、東西約170m南北約190mの方形の規模を持つ。
北東側に土塁が残り社が祀られ「本堂城址」の石碑が建てられている。
【案内】 県道11号線より県道50号線を西に約1.5km行き、北に約1km、左折し約250m西を右折して行った表記番地手前に西門跡がある[マップコード138 832 020*40](地図)。
西門跡に標柱と説明板が建てられている。南側に正門跡、東側に東門跡があり、周囲に幅15~20mの水堀跡が残っている。
昭和四十八年(1973年)12月11日、秋田県の史跡に指定された。
【歴史】 本堂氏は、陸奥国和賀郡(岩手県)を支配していた和賀氏の一族と考えられ、観応年間(1350~52年)にこの地方に進出し、本堂氏を名乗ったと云われる。
本堂氏は天文四年(1535年)山城・元本堂城(美郷町浪花)から平城の本堂城に移り、本拠とした。
慶長七年(1602年)、本堂茂親が常陸国新治郡志筑城に国替えとなった。