檜原城 (ひのはらじょう) (都の史跡)
所在地 東京都西多摩郡檜原村485 2015.3.28
檜原城 (ひのはらじょう) (都の史跡)
所在地 東京都西多摩郡檜原村485 2015.3.28
登城ルート
説明板
十三仏巡拝入口
虎口
主郭跡・説明板
主郭南の堀切
南曲輪・虚空蔵菩薩
南の堀切
檜原城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高170m】
【案内・感想】 県道33号線(檜原街道)「橘橋」交差点を左折し、すぐ右折して「吉祥寺」(表記番地)の参詣用駐車場を利用する[マップコード23 483 691*17] 。
吉祥寺本堂南脇の墓地を入り、「十三仏巡拝入口」のアーチ門より登るとすぐ、「檜原城跡」説明板が建てられている。途中「八番吉祥観音」、「九番勢至菩薩」、「十番阿弥陀如来」、「十一番阿閼如来」「十二番大日如来」等の像がある。転落防止パイプのある、急な東斜面の遊歩道を登ると、主郭北の虎口に着く。
比高170mの主郭には説明板が建てられている。南に堀切があり5mほど髙く小さな曲輪があり、「十三番虚空蔵菩薩」、祠が祀られている。その南に、三重の堀切があり、西斜面に竪堀の痕跡が見られる。主郭の北尾根には4、5ヶ所の小さな曲輪が階段状に設けられている。「五番地蔵尊」、「釈迦如来」等は、同じ東斜面の南側にある。平成三年(1991年)3月8日、東京都の史跡に指定された。
【歴史】 戦国期の後北条氏時代後半に戦略上の理由から、この地に築かれ利用されたと考えられる。
天正十八年(1590年)豊富・徳川両軍の関東侵攻の際には、後北条氏の支城として機能していたが、同年七月十二日両軍に攻められ落城した。以後、廃城となった。『東京都教育委員会説明板』より。