原口館 (はらぐちたて) (道南十二館)
最寄地 北海道松前郡松前町神山86 2017.7.11
原口館 (はらぐちたて) (道南十二館)
最寄地 北海道松前郡松前町神山86 2017.7.11
説明板
登城ルート(緑線は車道)
館跡と説明板
原口館跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 日本海を望む町道横に説明板が建てられており、一面の草地となっており明瞭でない。
また、発掘調査が行われたが、15世紀中頃の遺構・遺物は出土せず確定はしていない。
【案内】 国道228号線(追分ソーランライン)より町道を原口集落に入り、漁港より北に約300m行った町道西の日本海を望む海岸台地上にある[マップコード62 673 798*24]。
【歴史】 松前藩の歴史を記した『新羅之記録』に十二の館が記されていることから、道南十二館と呼ばれる。
長禄元年(1457年)5月14日のアイヌの襲撃により落城した。岡辺六郎左衛門尉季澄が館主であった。
発掘調査の結果、幅5.4m、東西約36m、南北約120mの大規模な空堀が発見され、10~12世紀の擦文土器が出土した。しかし、15世紀中頃の遺構・遺物は出土していない。