晩生内2号チャシ (おそきない2号ちゃし) (丘先式)
所在地 北海道樺戸郡浦臼町晩生内 2017.7.15
晩生内2号チャシ (おそきない2号ちゃし) (丘先式)
所在地 北海道樺戸郡浦臼町晩生内 2017.7.15
登城ルート
農道入口の標柱と矢印
駐車位置より見た入口遠景
草の刈られた空堀前の入口
北西の堀
空堀(右)
平坦部と土塁
晩生内2号チャシ跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 当初、右側の隈笹のある林の中を探したが見つからず諦めかけていた。翌日早朝、チャシ保存会会長さんにお会いでき丁寧に教えて頂いた(感謝)。
晩生内1号チャシの北西約900m(直線距離)に位置している。開墾された平坦な台地の畑より南東に、櫛の歯状に伸びた石狩川を望む舌状台地の一つにあり、付け根部に空堀がよく残っている。
平坦部は土塁を備え、中規模の広さがある。西側に谷に続く堀がある。
【案内】 学園都市線「晩生内駅」の西側道路に面した民家横に「晩生内2号チャシ」の標柱が建てられている。
北に農道を約1.3km行き、林を抜けた右側に駐車できる[マップコード180 842 678*80](地図)。
そこより南に約50m行き左へ麦畑の縁を50mほど行くと、右側にピンクの紐のあるチャシ入口がある。
浦臼駅南に「浦臼町郷土史料館」(浦臼町字浦臼内183−363)があり案内図が掲示されている。浦臼は坂本竜馬家ゆかりの地で、入植者の一人である坂本龍馬の甥の坂本直寛に関連する資料が展示されている。
【歴史】 詳細は定かでないが、寛文年間(1661~73年)頃、石狩地方にアイヌの酋長・ハウカセがおり、関連性が考えられる。