赤堀城 (あかぼりじょう) (今井城)
最寄地 群馬県伊勢崎市赤堀今井町2丁目1383-2 2015.8.30 2021.8.12
赤堀城 (あかぼりじょう) (今井城)
最寄地 群馬県伊勢崎市赤堀今井町2丁目1383-2 2015.8.30 2021.8.12
説明板
県道側入り口・標識
本丸・東側土塁
本丸・北側土塁
説明板・北側土塁
北側土塁・空堀
赤堀城 本丸跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 県道76号線の北、表記番地東に標識がある[マップコード20 777 152*28](地図)。未舗装の狭い道を30mほど行った場所に本丸、土塁が残っている。駐車場は県道側にはなく徒歩で行ったほうが良い。
本丸は東西約110m南北約90mの広さがあり、周囲にやや低い土塁があり北側に高い土塁・虎口が残り、その外に空堀がある。土塁の横に五輪塔があり説明板が建てられている。
北、東、南に住宅地となっている二の丸がコの字形にあり、その東には鏑木川、本丸の西側にはその支流が並行して流れ天然の堀の役目を果たしている。
平成十六年(2004年)8月10日、伊勢崎市の史跡に指定された。
【歴史】 藤原秀郷の末裔の赤堀氏の居城で、赤堀下野守親綱の時に金山城主由良氏の幕下となり、その子影秀までは赤堀城に在城した。
その後、後北条氏幕下の小菅氏が在城したが、天正十八年(1590年)後北条氏の滅亡と共に赤堀城も廃城となった。赤堀城跡は赤堀氏の居城とされているが、赤堀氏の活動の記録は少なく不明な点が多い。『伊勢崎市教育委員会説明板』より。