宮野城 (みやのじょう) (猿ヶ京城)
所在地 群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉121 2019.2.24
宮野城 (みやのじょう) (猿ヶ京城)
所在地 群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉121 2019.2.24
登城ルート(緑線は車道)
湖城閣看板・2郭
外堀
外堀(西側)
北西の土塁
主郭土塁・湖城閣温泉
内堀(西)
内堀(東)
宮野城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 】
【感想】 赤谷川(現赤谷湖)に突き出た半島状の台地に築かれた崖端城である。
北側に2郭があり、外堀や土塁が残っている。湖城閣の北側に、折れのある内堀や高さ2.5m以上の土塁が残っている。
【案内】 国道17号線「猿ヶ京温泉」交差点より南に行くと、ホテル&日帰り温泉「湖城閣」(表記番地)があり、その駐車場が利用できる[マップコード183 781 389*55]。
湖城閣の入口右側に説明板が建てられている。
【歴史】 猿ヶ京城の築城年代は分かっていない。
『加沢記』で上杉謙信が猿ヶ京の名をつけたと云われる永禄三年(1560年)より10年ほど下った永禄十三年(1570年)の上杉輝虎(謙信)から家臣の栗林正頼あての書状に「猿京近辺之証人共」とあるのが初出である。
天正六年(1578年)北条方に渡り、天正八年(1580年)に真田方の海野輝幸により北条方の知高左馬之助義隆が降伏し、真田昌幸が領主となった。