下黒川館 (しもくろかわだて)
最寄地 福島県白河市白坂下黒川181 2020.4.19
下黒川館 (しもくろかわだて)
最寄地 福島県白河市白坂下黒川181 2020.4.19
登城ルート
民家左の鳥居から登る
主郭下段の郭
主郭・愛宕神社
東側空堀
東郭・祠
東郭東側の2重竪堀
下黒川館跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 白河市白坂下黒川の集落北背後にある標高407mの山頂に築かれている。
主郭と東郭の間に空堀が良好に残っている。愛宕神社周辺は整備されているが、その他は笹の藪となっており、段郭などはっきりしない。
【案内】 国道4号線の那須町側から東に行き、下って行った表記番地左手に鳥居がありそこから狭い石段を登る。駐車スペースは少なく、南側道路に路駐した[マップコード203 289 814*31]。
中間の右手に段郭があり、主郭には愛宕神社が祀られ、周囲は笹藪になっている。
主郭の東に空堀があり、東郭には石祠があり、南側に2段ほどの帯状の郭がある。
東尾根は自然地形で堀切は見られないが、南の谷に2重の竪堀が残っている。
【歴史】 詳細は不明であるが、白川城主・白川結城氏と那須氏の境目の城として、戦国時代に築かれたと思われる。