茂木城 (もてぎじょう) (桔梗城 )(ききょうじょう)
最寄地 栃木県芳賀郡茂木町茂木2118 2013.5.6 2014.4.10
茂木城 (もてぎじょう) (桔梗城 )(ききょうじょう)
最寄地 栃木県芳賀郡茂木町茂木2118 2013.5.6 2014.4.10
鏡が池・二の丸
本丸虎口
本丸跡・土塁
茂木桔梗城跡譜
本丸空堀
城山公園・千人溜
知基橋・出丸跡
茂木城 本丸跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 [茂木キリスト教会池上](表記番地)前を登った「城山公園」となっており、本丸下に駐車場が用意されている[マップコード188 697 892*22]。
西の虎口を登ると本丸跡、駐車場の北に、二の丸跡、三の丸跡がありそれぞれ土塁が北側に残っている。本丸跡には土塁が残り、「茂木桔梗城跡譜」の石碑が建てられている。
南東に大手門跡、馬場跡、中央に千人溜、鏡池がある。駐車場の東に空堀に「知基橋」の架かる出丸跡がある。春は桜の名所となり、茂木市街が眼下に望める。
【歴史】 建久三年(1192年)宇都宮氏の支族である茂木知基により築城され、以来四百年にわたり茂木氏の城であった。別名桔梗城とも呼ばれ自然の地形を利用した城で、眺望がよく敵状を探るのに適していた。
弘治二年(1556年)佐竹氏に攻められ、佐竹氏に臣従した。天正十三年(1585年)北条氏・結城氏連合軍に攻められ、一度は城を落されたが佐竹氏の援軍を得て奪回している。慶長二年(1597年)主君・宇都宮国綱が豊臣秀吉により改易されると、同時に廃城となった。