刑部城 (おさかべじょう)
所在地 栃木県宇都宮市東刑部町528 2015.2.14
刑部城 (おさかべじょう)
所在地 栃木県宇都宮市東刑部町528 2015.2.14
説明板
南側土塁・堀跡・説明板
御城・土塁
西側堀
北側堀
「西城」
刑部城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 県道158号線より細い道を西に行った、表記番地の民家南側に説明板が建てられている[マップコード39 248 325*77](地図)。
南から東、北に土塁、堀が残っている。西城との間に二本の浅いい堀がある。東西約42m、南北約95mで、その中に刑部氏の子孫宅があり、この屋敷地が領主の居宅であった。
現存する堀の巾は約9m、深さ約2mで、土塁の巾は約2m高さ1mである。この一帯の地名は「堀の内」で、刑部氏宅の屋号が「御城」で、その西側の屋号が「西城」である。
昭和三十二年(1957年)6月3日、宇都宮市の史跡に指定された。
【歴史】 応永年間(1394~1428年)、宇都宮頼業の子孫で、上三川城主の横田師綱の次男良業が築城したと伝えられている。宇都宮氏の家臣として活躍した。『宇都宮市教育委員会説明板』より。