晩生内1号チャシ (おそきない1号ちゃし) (丘先式)
最寄地 北海道樺戸郡浦臼町字晩生内259 2017.7.14
晩生内1号チャシ (おそきない1号ちゃし) (丘先式)
最寄地 北海道樺戸郡浦臼町字晩生内259 2017.7.14
登城ルート
1号チャシ標柱と道標・入口
水路の橋と登り口
南側の空堀
広い平坦部
北側の空堀
北側の空堀(横から)
晩生内1号チャシ跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 学園都市線「晩生内駅」の北500mに位置している。櫛の歯状に突き出た、石狩川を望む尾根にあり、付け根部分に深い空堀がある。
広い平坦部があり、南端に空堀を備えた2条堀のチャシである。北西900m(直線距離)に晩生内2号チャシがある。
【案内】 学園都市線「晩生内駅」西側道路に面し「晩生内1号チャシ」の標柱が建てられている[マップコード180 844 061*58](地図)。
水路を渡り左にピンクの紐のある所を入り、右の尾根先の登ってゆくと、空堀に至る。南北50mほどの平坦部があり、北の付け根部に深い空堀が残っている。
浦臼駅南に「浦臼町郷土史料館」(浦臼町字浦臼内183−363)があり案内図が掲示されている。浦臼は坂本竜馬家ゆかりの地で、入植者の一人である坂本龍馬の甥の坂本直寛に関連する資料が展示されている。
【歴史】 詳細は定かでないが、寛文年間(1661~73年)頃、石狩地方にアイヌの酋長・ハウカセがおり、関連性が考えられる。