アッペツチャシ (丘頂式)(国の史跡)
最寄地 北海道新冠郡新冠町新和48 2017.7.12
アッペツチャシ (丘頂式)(国の史跡)
最寄地 北海道新冠郡新冠町新和48 2017.7.12
登城 ルート
渡河し草地を横断して水門向いの山に登る
草地を横断・登り口
少し登った左側
周囲の壕
階段状の平坦地
北側平坦地
西側の堀切
アッペツチャシ跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高65m】
【感想】 厚別川右岸の標高約121m比高約65mの山頂にある。
渇水期で、膝下までの浅瀬を渡り、靴に履き替え登ってみた(膝より上の水量だったら流されるかも、止めた方がよい)。
頂上の10mほど下を円形に壕が巡り、広い平坦地の上段に3段ほどの平坦地が連なっている。西側の尾根側に堀切がある。
【案内】 道道71号線沿いの「的場牧場」(新冠郡新冠町新和48)の南約500mにある牧場柵の脇に駐車できる[マップコード551 701 060*16](地図)。対岸は沙流郡日高町となっている。
西に水路があり、一旦沢に下り、登って牧場柵の右側を行くと、厚別川左岸にオレンジ色の水門がある。
水門付近より浅瀬を狙って右岸に渡り、西に300mほど草地を歩くと、チャシ下に着く。
斜めに坂を登ると平坦な場所に出、左に登るとアッぺツチャシがある。東側周囲に浅い壕があり、西側にやや深い堀切がある。
平成九年(1997年)12月2日、「シベチャリ川流域チャシ跡群及びアッペツチャシ跡」として、国の史跡に指定された。
【歴史】 寛文九年(1669年)シャクシャインの戦いに関連したチャシと云われている。オニビシの姉(ウトウの妻)の創築と伝えられている。