笹岡城 (ささおかじょう) (二俣古城)
最寄地 静岡県浜松市天竜区二俣町二俣481 2014.7.2
笹岡城 (ささおかじょう) (二俣古城)
最寄地 静岡県浜松市天竜区二俣町二俣481 2014.7.2
登城ルート
本城山・笹岡古城址碑・登り口
下段の曲輪・鉄塔
上段の曲輪・土塁
笹岡古城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高40m】
【案内・感想】 天竜区役所(表記番地)[マップコード26 743 246*82]の北の本城山(比高40m)に二段になった曲輪跡があり、土塁が残り、上段に送電線鉄塔が建てられている。
城址碑から40mほど北に登り口(標識はない)がある。居館跡は天竜区役所敷地となっている。二俣城築城以前の二俣周辺の支配の中心と考えられるる。
遺構のほとんどは昭和四十二年(1967年)の天竜市役所(現天竜区役所)建設の際に破壊され、現在は背後の比高40mの本城山に土塁が残っている。
【発掘調査】 市役所建設の事前発掘調査の際に山茶碗・青磁・白磁・井戸枠・柱根などの出土品が発掘され、当地が城館として機能していた可能性が高いことを窺がわせた。
【歴史】 築城時期については『遠江国風土記伝』には二俣昌長が文亀年間(1501~4年)に築城し、地元の人々はこれを「古城」と呼んでいるとあるが、裏付ける史料がなく不明である。