下奈良城 (しもならじょう)
所在地 愛知県一宮市春明北本郷43-2 2014.12.11
下奈良城 (しもならじょう)
所在地 愛知県一宮市春明北本郷43-2 2014.12.11
城跡碑・説明板
石垣の一部
堀跡
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 県道154線「春明東」交差点の北約130mの交差点を西に170m行ったT字路に下奈良城跡の石碑と由来説明板が建てられている[マップコード4 852 306*58] (地図)。
西に20m行くと二段に積まれた玉石垣がある。T字路を南に行くと、堀跡がコンクリート排水路となっている。
【歴史】 天正十二年(1584年)小牧・長久手の戦いの際に、豊富秀吉により築城され、織田信雄・徳川家康連合軍に対する拠点の一つとなった。
戦いの講話が成立した後に城の諸道具は河田城に移し、兵糧や薪などを長島城に移された。その後破却され廃城となった。
宝暦年間(1751~64年)にこの城の堀を埋め立て民家等にしたと『神社仏閣参詣記』に記されている。