三枝城 (みえだじょう)
所在地 岐阜県高山市上切町 2019.9.7
三枝城 (みえだじょう)
所在地 岐阜県高山市上切町 2019.9.7
登城ルート(緑線は車道)
説明板
東へ
最初の堀切
2番目の堀切
主郭
鉄塔
北東の堀切
三枝城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高20m】
【感想】 宮川左岸の標高647mの東に伸びた丘陵先端に築かれている。
本城全体は東西約700m南北約400mと広大で2つの尾根にあったが、農地造成工事や、国道41号線高山IC工事で大半は消滅している。
主郭部分が残され、堀切がよく残っている。
【案内】 県道471号線より国道472号線「高山国府バイパス」を潜り、すぐ左折すると「飛騨東部上切団地(農地)」の標識がある。
墓地を過ぎ、市道より左に下って農道を行くと終点に説明板が建てられている[マップコード191 282 405*88](地図)。
そこより畑に沿って東に行き、細尾根を登ってゆくと、間もなく堀切が2条あり、切岸のある主郭がある。
主郭の東に鉄塔があり、階段のある北東尾根に堀切が見られる。
【歴史】 築城時期は不明であるが、天文年間の1540年頃の城主は、戦国武将三木4代直頼とされる。
益田郡に勢力を持っていた三木氏が、北の吉城郡に勢力拡大を企て築城したとされる。
国府町側の瓜巣には広瀬氏の高堂城、田中城(広瀬城)があり、三木氏との連合が知られる。