西大平藩陣屋 (にしおおひらはんじんや) (大岡越前守陣屋)
所在地 愛知県岡崎市大平町西上野95 2017.2.26
西大平藩陣屋 (にしおおひらはんじんや) (大岡越前守陣屋)
所在地 愛知県岡崎市大平町西上野95 2017.2.26
説明板
陣屋門(外)
陣屋門(内)・塀
大岡越前守旧邸の石碑
井戸
大岡稲荷社
西大平藩陣屋跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想 】 国道1号線「大平町」交差点より東に60m、北に約140m行き大平郵便局先を右折すると「西大平藩陣屋跡」がある[マップコード51 668 445*75]。
西側に陣屋門・土塀が復元されている。南側には冠木門があり大岡稲荷社が祀られている。
【歴史】 大岡越前守忠相(ただすけ)は旗本であったが、72歳の時前将軍吉宗の口添えもあり、寛延元年(1748年)閏十月一日に三河国宝飯(ほい)・渥美(あつみ)・額田(ぬかた)3郡内で4080石の領地を加増され、1万石の大名となった。西大平藩の領地を治めるために陣屋を置いた。
その後、宝暦元年(1751年)に亡くなった。2代目は忠宜(ただよし)が継ぎ、廃藩置県まで7代にわたって大岡家が領地を治めた。
大岡家は江戸に常駐する定府(じょうふ)大名で参勤交代は無かったため、家臣団の大部分は江戸藩邸に居住し、当陣屋には多い時期でも郡代1人・郡奉行1人・代官2人・手代3人・郷足軽4,5人程度であった。