鵜殿城 (うどのじょう) (町の史跡)
最寄地 三重県南牟婁郡紀宝町鵜殿102 2022.4.8
鵜殿城 (うどのじょう) (町の史跡)
最寄地 三重県南牟婁郡紀宝町鵜殿102 2022.4.8
説明板
登城ルート(緑線は車道)
登り口
主郭南側
南側の堀切
主郭
主郭・土塁
北側堀切
鵜殿城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 熊野川河口左岸の標高約40mの尾根に築かれている。
主郭は約20m×約30mの長円形で、周囲に土塁が巡り、南と北尾根に堀切がよく残っている。主郭中央に説明板、東側に展望台が設けられている。
【案内】 県道35号線より「紀宝町ふるさと歴史館」(表記番地)駐車場が利用できる[マップコード246 225 564*30]。
ローラー滑り台右の階段を登って遊歩道を行くと間もなく「ふるさと歴史公園」として整備されている鵜殿城跡に着く。
また同じ丘陵の北西山頂には、飯盛口城がある。
昭和四十九年(1974年)2月1日、鵜殿村の史跡に指定された。
【歴史】 興国四年(1343年)九月三日、紀伊の北朝軍に勝利した南朝軍は、同月十八日北朝方に転じた鵜殿城に押し寄せた。激戦の末同月二十一日に南朝軍を追い返した。
その後、中世に入って鵜殿氏系図に「三河長久」の記載があり、鵜殿長久が三河に移ったことがわかる。『現地説明板』より。