湯村山城 (ゆむらやまじょう)
最寄地 山梨県甲府市緑が丘2-8-2 2015.11.22
湯村山城 (ゆむらやまじょう)
最寄地 山梨県甲府市緑が丘2-8-2 2015.11.22
登城ルート
登り口
石積
休憩所
西側の郭・井戸跡
金毘羅社
法泉寺の武田勝頼の墓
湯村山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高140m】
【案内・感想】 県立緑が丘スポーツ公園弓道場(表記番地)の西、高台の公園駐車場が利用できる[マップコード 59 637 574*11 ](地図)。
その山側に「湯村山登山道」の標識が石垣擁壁に貼りつけられている。幅2mの舗装された遊歩道を約1.2km登ると尾根に出る。
左手に烽火台の説明板(裏面に写真)と「湯村山城」の標識が建てられている。模擬櫓(烽火台)が2006年に設置されたが、2012年に老朽化の為、撤去された。
南(左)に100mほど登ると、標高446m比高約140mの山頂に山城(狼煙台)があり南端に休憩所が建てられている。コの字型の土塁に囲われた郭が東西に2か所あり、西側の郭に石で囲われた井戸跡があり、「金毘羅社」が石積台の上に祀られている。
その西から山城の北側にかけて、崩れた空堀があり、西側に石塁が残っている。また北東側に石積みが見られる。
弓道場より北東に300mほど行った「法泉寺」(甲府市和田町2595-4)に「武田勝頼」「武田信武」の宝篋印塔墓(地図)がある。
【歴史】 「躑躅ヶ崎館」の西2km余の湯村山に、武田信虎によって築かれ、武田信玄によって情報伝達ルートの烽火台として利用された。