高浜城 (たかはまじょう)
最寄地 福井県大飯郡高浜町事代6-1-1 2017.8.27
高浜城 (たかはまじょう)
最寄地 福井県大飯郡高浜町事代6-1-1 2017.8.27
登城ルート
城山荘より城山を見る
本丸入口
濱見神社
城址碑
本丸
本丸二の丸間の堀切
二の丸
高浜城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 西に高浜漁港、東に城山海水浴場があり、好天の日曜で、海水浴客で賑わっていた。
遺構は少なく橋の堀道は当時のものか分からないが、水城の雰囲気を感じることが出来る。
【案内】 「城山荘」(表記番地)の駐車場が利用できる[マップコード282 846 858*78]。
遊歩道が整備され、半島の頂上の本丸に濱見神社が建てられ、東側の二の丸は公園となっている。
【歴史】 逸見昌経は南方にある佐伎治神社背後の砕導山城を居城としていた。
昌経は永禄四年(1561年)若狭国守護武田氏の内紛に乗じ叛乱を起こしたが、同年六月越前朝倉氏・武田氏連合軍との戦いに敗れ、砕導山城は落城した。巻き返しを図る昌経は、永禄八年(1565年)高浜城を築いた。
元亀元年(1570年)織田信長が朝倉攻めの進軍をすると、その被官となり、越前侵攻に転戦した。
しかし、天正九年(1581年)昌経が病死すると逸見家は改易され、丹羽氏の重臣溝口秀勝が城主となった。
その後、山内一豊、木下利房、京極高次の重臣佐々義勝が城代となった。
寛永十一年(1634年)酒井忠勝が小浜藩主となり、廃城となった。