浅井城 (あさいじょう)
所在地 富山県射水市島328 2017.6.23
浅井城 (あさいじょう)
所在地 富山県射水市島328 2017.6.23
誕生寺山門前の川
誕生水
山門
誕生寺本堂
浅井城跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 県道11号線「島」交差点より東に行った、誕生寺(表記番地)境内となっており遺構は消滅している[マップコード40 455 093*22] 。
北側と西側を堀に利用されたかも知れない川が流れている。
至徳二年(1385年)十月十四日、日隆上人がこの地で誕生され、その時樹間に湧き出した水を汲み取って産湯としたという泉「誕生水」がある。眼の病気に効くという。
【歴史】 興国五年/康永三年(1344年)越中守護となり、上州より移った桃井直常と子直和は、南朝方に属し、斯波義将と度々争った。
応安三年(1370年)、斯波義将との長沢の戦いで桃井直和が討死すると、斯波氏と桃井氏は和議を結び、直和の子直儀に斯波義将の娘を嫁がせて、浅井郷を与え、浅井城を築いた。
応永二年(1395年)、2代目城主桃井直之が家臣によって殺害されると、廃城となった。直之の弟は出家し、城跡に兄の菩提を弔うため堂(誕生寺の前身)を建てた。