平式部館 (ひらかしきぶやかた)
所在地 石川県羽咋郡志賀町町31−13 2018.6.16
平式部館 (ひらかしきぶやかた)
所在地 石川県羽咋郡志賀町町31−13 2018.6.16
平家門
平家
浄真寺参道
浄真寺本堂
五輪塔
平式部館跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 浄真寺境内は、遺構は少ないが南側に切岸、土塁の残欠が見られる。また、誰のものか分からないが室町中期頃の五輪塔が安置されている。
【案内】 浄真寺(表記番地)南の平家駐車場が利用できる[135 601 492*23]。
東100mに平式部大夫の末裔とされ、江戸幕府の能登天領の大庄屋であった平家(たいらけ)の屋敷があり、「平家文書」「平家庭園」が石川県の文化財に指定されている。
【歴史】 寿永二年(1183年)の「俱利伽羅峠の戦い」で平維盛の重臣で総大将の平式部太夫は、平家滅亡後この地に逃れ隠棲したと云われている。
隠棲のため読み方を変えたとも思われ、平は「ひらか」と読む。(日光市湯西川の伴家など平に亻を足して一見それと分からないようにした)。
その後、在地土豪に成長し七尾城主・畠山氏に仕えた。浄真寺境内は、平式部大夫の居館とされる。