丸岡藩砲台 (まるおかはんほうだい) (梶台場) (国の史跡)
所在地 福井県坂井市三国町梶 2017.8.4
丸岡藩砲台 (まるおかはんほうだい) (梶台場) (国の史跡)
所在地 福井県坂井市三国町梶 2017.8.4
砲台跡の看板
砲台跡
内側
外側
丸岡藩砲台跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 青い日本海に向け、目隠し土塁の開口部が設けられ、土塁、石垣がよく残っている。幕末、日本海沿岸の海防に迫られた緊迫感が感じられる。
【案内】 県道7号線北に大きな看板があり、駐車場が用意されている[マップコード264 273 745*50]。
北の海岸に200mほど下ってゆくと、砲台跡の弧状の石垣を備えた土塁があり、5門の大砲が置ける開口部がある。
昭和五年(1930年)8月25日、国の史跡に指定された。
【歴史】 幕末、外国船の往来が頻繁となり、嘉永五年(1852年)二月、丸岡藩7代有馬温純(はるすみ)の時、高島秋帆の門人栗原源左衛門の設計により、この地に砲台を築いた。
外面を土砂で被覆し、内面及び側面を石積みとなした弓形である。
東西約百十尺高サ約六尺、五個の破門を開き、三個は北方に向かい、両端のものは各側方に向いている。