塞ノ神城 (さいのかみじょう)
所在地 愛知県新城市作手高里縄手上10‐1 2014.12.8
塞ノ神城 (さいのかみじょう)
所在地 愛知県新城市作手高里縄手上10‐1 2014.12.8
登城ルート(緑線は車道/青は文殊山城/赤が塞ノ神城)
林道・道標
堀切・二の曲輪
主郭虎口
主郭・土塁・城址碑
塞ノ神城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高80m】
【案内・感想】 新城市作手診療所(表記番地)の南より南西に林道(一部未舗装)を登った文殊山城下の駐車場が用意されている[マップコード681 155 814*13]。
文殊山城跡より東に、林道を歩いたのち、右に登って緩やかな尾根道を徒歩1㎞程行くと、標高628m、麓よりの比高約80mの山頂に本丸跡がある。
主郭跡には東西二つの虎口があり、土塁で囲われ、直径30mほどの曲輪に「塞ノ神城址」の木碑、由来説明板が建てられている。手前に簡単な造りの二の曲輪、堀切がある。
【歴史】 伝説も含め、元亀年間(1570~73年)武田氏と奥平氏との和睦の際合議によって、武田氏によって築かれたとも、また奥平氏が作手に来住する以前の米福長者(三河三大長者の一人で作手に在住)時代に存在したとも推定されている。
二時期による構築が指摘されており、主郭・東西の虎口部分と、二の曲輪・堀切・付属部分と普請の程度に明らかな差異が認められる。