長崎城 (ながさきじょう)
所在地 福井県坂井市丸岡町長崎19-17 2017.8.4
長崎城 (ながさきじょう)
所在地 福井県坂井市丸岡町長崎19-17 2017.8.4
称念寺山門
掲示板の説明文(8)
本堂
新田義貞の墓所
本堂裏の空堀・土塁跡
長崎城跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 称念寺境内となっており、遺構はほとんど消滅しているが、本堂裏の林の中に土塁跡、堀跡が見て取れる。
【案内】 称念寺東側に墓参用駐車場がある[マップコード63 795 858*60]。西側に山門があり、その右の掲示板に長崎城の説明文が貼られていた。
北側に延元三年(1338年)福井市灯明寺畷で戦死した新田義貞公墓所がある。また元禄二年(1689年)八月八日、当寺に立ち寄って詠じた芭蕉の句碑が建てられている。
【歴史】 築城者は定かではないが、南北朝時代、称念寺一帯に「長崎道場」と呼ばれる南朝方の拠点が築かれていた。
文明十一年(1479年)斯波義良・甲斐敏光らが越前に侵入し、翌年には金津城・兵庫城・長崎城など朝倉方の諸城を落とした。
文明十三年(1481年)九月、斯波・甲斐氏方は朝倉氏景軍と戦い破れている。