鉢伏城 (はちぶせじょう)
最寄地 福井県南条郡南越前町板取85−36 2017.9.6
鉢伏城 (はちぶせじょう)
最寄地 福井県南条郡南越前町板取85−36 2017.9.6
登城ルート(赤は西光寺丸城/緑は木ノ芽峠城/紫は観音丸城/青は鉢伏城)
コンクリートの急坂道
説明板
虎口
東側の土塁
主郭
主郭西側
敦賀半島を望む
鉢伏城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 敦賀市と南越前町の境の標高761.8mの鉢伏山にある。主郭は広大で、土塁、堀切が残っている。頂上からは敦賀半島の絶景を望むことが出来る。
木ノ芽峠を挟んで「木ノ芽峠城塞群」(北西より、鉢伏城・観音丸城・木ノ芽峠城・西光寺丸城)が築かれている。
【案内】 国道476号線(北国街道)より「今庄365スキー場」(表記番地)へ向かう入口に大きな案内図が建てられている。スキー場の中を通って、約3.5㎞ 行くと、右側にコンクリートの登り口がある[マップコード635 152 696*12](地図)。
登り口より石畳の道を横切り、コンクリートの急な坂道を500mほど登ると、リフト頂上駅付近に着く。そこより標識に従って北に行くと虎口があり、左右に堀切がある。その北に主郭があり、長径約320m短径約200mの規模で木ノ芽峠城塞群の中で最大となっている。土塁が東から南にかけて残っている。
【歴史】 元亀元年(1570年)織田信長が越前に侵攻した際、朝倉義景により築かれ、家臣印牧弥六左衛門能信が守ったという。
朝倉氏滅亡後、一向一揆勢や織田勢が立て籠もった。