金子城 (かねこじょう)
所在地 長野県諏訪市大字中洲下金子4100 2019.8.17
金子城 (かねこじょう)
所在地 長野県諏訪市大字中洲下金子4100 2019.8.17
説明板
市道横の標識
標識・説明板
宮川
金子城跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 諏訪市を流れる宮川が大きく蛇行する所に築かれていたが、住宅地となり宮川付け替え工事などで遺構は消滅している。
【案内】 諏訪市大字中洲下金子の住宅地への入口と表記番地西に標識・説明板が建てられている[マップコード75 029 841*28]。
【歴史】 諏訪神社上社に近く、諏訪の名族大熊城の千野氏の居館があったと云われる。
天正十二年(1584年)諏訪頼忠はここに築城し、茶臼山城から移った。しかし、天正十八年(1590年)、武州奈良梨陣屋へ移封された。
代わって、諏訪に入った秀吉の武将・日根野織部正高吉は、茶臼山城に入り、天正二十年(1592年)高島城の築城に掛かった際に、金子城を破却しその石材を舟で運び、石垣の一部にしたという。