釜井庵館 (かまいあんやかた) (県の史跡)
所在地 長野県塩尻市洗馬2323−1 2021.4.2
釜井庵館 (かまいあんやかた) (県の史跡)
所在地 長野県塩尻市洗馬2323−1 2021.4.2
歴史資料館入口の看板・左奥に駐車場
歴史資料館
釜井庵(左手前に妙義山城登り口)
釜井庵
説明板・標柱
夜泣石
北側の土塁
釜井庵館跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 趣のある茅葺屋根の釜井庵が保存され、山側から土塁が見られる。また、三村氏主従が武田信玄に謀殺されたのち、夜更けにすすり泣くという伝説の「夜泣石」がある。
【案内】 県道293号線より西に行った「本洗馬歴史の里資料館」(表記番地)の駐車場が利用できる[マップコード75 364 441*72]。
資料館の北側に居館跡があり、茅葺屋根の釜井庵が保存されている(平成十年三月修復)。
平成十三年(2001年)9月20日、長野県の史跡に指定されている。
【歴史】 洗馬荘の国人領主三村氏の居城で、大永三年(1523年)に三村忠親が妙義山城を築城し、それまでの武居城(朝日村)から本拠を移したと伝わる。釜井庵の一帯は山麓の居館跡と云われる。
妙義山城が廃城となったのち、居館跡には18世紀中ごろ、釜井庵が建てられ、何度も修復を行い現在に至っている。