中野陣屋 (なかのじんや) (中野県庁) (県の史跡)
所在地 長野県中野市中央2丁目4−4 2015.9.6
中野陣屋 (なかのじんや) (中野県庁) (県の史跡)
所在地 長野県中野市中央2丁目4−4 2015.9.6
中野陣屋県庁記念館
西側石垣・堀跡・説明板
説明板
南側石垣
陣屋稲荷大明神
中野陣屋跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 中野陣屋県庁記念館(表記番地)の西側に駐車場があり、中野陣屋県庁記念館の西と、南側に石垣が残り、説明板が建てられている。
北西約200mの中日野神社(中央3丁目3−24)の境内に陣屋稲荷大明神がある。
昭和三十九年(1964年)11月26日長野県の史跡に指定された。
【歴史】 陣屋がここに置かれたのは織田信長死後の上杉陣屋をはじめとすると伝えている。
その後、元和二年(1616年)江戸幕府代官陣屋がおかれた。中野陣屋は、慶応四年(1868年)三月、天朝御料尾州取締所、同年八月伊那郡中野分局として、明治三年(1870年)九月からは中野県庁として使われた。
同年十二月の中野騒動で焼失し、中野町の嘆願にもかかわらず再建されず、長野市ヘ県庁が移った。県庁としてはわずか十ヶ月の期間であった。今では石垣・陣屋井戸・陣屋稲荷が当時の名残を留めている。『中野市教育委員会説明板』より。