朝比奈城 (あさひなじょう)
所在地 静岡県藤枝市岡部町殿 2017.3.23
朝比奈城 (あさひなじょう)
所在地 静岡県藤枝市岡部町殿 2017.3.23
登城ルート
朝比奈城址入口
冠木門
休憩所
虎口
主郭・碑・説明板
説明板
北側の堀切
朝比奈城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高120m】
【感想】 朝比奈川左岸の標高171mの丘陵にあり、南北に細長い単郭の城である。
【案内】 県道209号線に面した「道の駅玉露の里」(藤枝市岡部町新舟1214-3)駐車場が利用できる[マップコード25 390 645*11]。
南に70mほど行くと、「朝比奈城址ハイキングコース入口」の標識が建てられ、萬年寺左側に冠木門があり登り口となっている(地図)。要所要所に案内板が建てられ迷う事はない。
遊歩道を登ってゆくと、8合目付近に展望休憩所が建てられ、右に登ると主郭がある。
比高約70mの主郭は広く南北に細長くなっている。南端に説明板、城跡碑が建てられ、北側に堀切が残っている。
【歴史】 朝比奈氏は藤原氏の末裔とされ、平安時代末期に国俊が駿河国志太郡朝比奈郷に住んで朝比奈氏を名乗ったことに始まるとされる。
その後鎌倉幕府の御家人となって弘安七年(1284年) 左衛門尉頼資が朝比奈郷の地頭職に任ぜられ代々朝比奈郷を領した。
室町時代、朝比奈氏は今川氏に仕えた。武功により今川氏の感状を受けている。
永禄三年(1560年)桶狭間合戦で今川義元が討たれた後、今川氏真が領地を失うと、武田氏に仕えた。