辰ノ口城 (たつのくちじょう)
最寄地 新潟県中魚沼郡津南町三箇乙1169 2021.5.4
辰ノ口城 (たつのくちじょう)
最寄地 新潟県中魚沼郡津南町三箇乙1169 2021.5.4
登城ルート
民家裏の支尾根先端部から登る
中間点の巨石(左より回る)
土橋のような尾根
東側1番目の堀切
2番目の堀切
2郭
主郭切岸
主郭・段差
西尾根の大堀切(尾根が狭く左右が入らない)
辰ノ口城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高210m】
【感想】 烏帽子形山から東に伸びる標高約465m地点の尾根に築かれている。
主郭や東の2郭は鬱蒼としているが、西側に大堀切、東側に2条の堀切がよく残っている。
訪れる人も少なく、東の急な尾根には草木が茂っており、極端に細い土橋状の尾根もあり、危険であまり薦められない。北側の斜面は急で国道が眼下に見え隠れしていた。
【案内】 国道353号線のヘアピンカーブの先の反対側に駐車スペースがある(Uターンしてくる必要あり)[マップコード253 455 308*25]。
表記番地裏より登ると、仏像がある(地図)。そこから右側に国道を見ながら、尾根を登って行くと主尾根東端に着く(地図)。国道の洞門上部が見える。
そこから草木の多い急な尾根を西へどんどん登って行くと、尾根は狭くなり、中間点付近に巨石がある。
巨石の上に出てさらに細い尾根をよじ登って行くと、極端に細い土橋のような尾根があり(恐怖)、東のピークを過ぎると、少し離れて2条の堀切が残っている。
さらに登ると2郭と西に一段高く主郭がある。主郭は西が一段高く、西尾根に大堀切が残っている。
【歴史】 南北朝時代、里見氏一族により築かれたと云われる。笹沢城は辰ノ口城の出城という。