牧野砦 (まきのとりで) (御番城・鐘搗堂)
所在地 山梨県上野原市四方津 2018.4.7
牧野砦 (まきのとりで) (御番城・鐘搗堂)
所在地 山梨県上野原市四方津 2018.4.7
登城ルート
国道20号線よりの登り口
尾根の登り口
1番目の堀切・土橋
2番目の堀切
東郭切岸
東郭
3番目の堀切
2段になった主郭(下段)
4番目の堀切
5番目の堀切
牧野砦 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高120m】
【感想】 上野原市四方津の御前山から東に伸びる標高約368mの尾根頂上に築かれている。
2つの主要郭と小郭を深い堀切で隔て、特に主郭前後の堀切は見応えがある。
【案内】 国道20号線から八ツ沢発電所の水槽巡視路登り口がある(地図) [マップコード348 116 686*84]。東側約70mにパーキングがある。
巡視路を登った鞍部から西へ登り、尾根へ出ると鉄塔がある。鉄塔が建つ場所は小郭でその先に堀切・土橋がある。
その西に細い尾根があり、深い堀切がある。急な斜面をよじ登ると東郭がある。10m×20mほどの広さで、草木に覆われている。
深い堀切を挟んで主郭が東西2段になって残っている。その西に片側が岩盤となった深い堀切があり、尾根の小郭を挟んで堀切が残っている。
【歴史】 築城時期は定かでないが、別称御番城といわれる事から、戦国時代に小山田氏によって甲州街道(国道20号線)を抑えるための番城として使用され、街道の監視に当ったものと推定される。