忍田城 (おしだじょう)
最寄地 三重県津市芸濃町忍田313 2019.10.27
忍田城 (おしだじょう)
最寄地 三重県津市芸濃町忍田313 2019.10.27
登城ルート
水門・橋の右から登る
中段の郭
南側上段の郭
主郭南東の土塁
主郭・土塁
標識
主郭土塁
背後の堀切
北尾根2番目の堀切
忍田城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高60m】
【感想】 安濃川に向けて伸びた標高143mの尾根先端部に築かれている。
南側に3段の削平地があり、尾根先端にコの字型の土塁に囲まれた主郭があり、東の土塁は南東に向けて伸びている。
背後に深い堀切が残り、50m程北尾根に浅い堀切がある。
安濃川を挟んだ、南方約700mに雲林院城がある。
【案内】 県道669号線より安濃川北岸の市道を約800m行き、城跡の西側の広くなった路肩に駐車できる[マップコード213 228 042*56]。
南西のダムから流れている川を渡った所から斜めに直登する(地図)。
斜面の上部から少し入ると、段郭が見える。
【歴史】 築城年代は定かではないが、平安時代中期、白河天皇の御代(1072~86年)、忍田入道によって築かれたと云われる。忍田氏は長野氏一族の雲林院氏が来往する前からの地侍であったと云われる。
その末裔は美濃守、または平左衛門尉と称し、後に平左衛門尉は藤堂氏に仕えた。