代官屋敷 (だいかんやしき)
最寄地 愛知県豊田市大沼町大官屋敷12 2020.12.5
代官屋敷 (だいかんやしき)
最寄地 愛知県豊田市大沼町大官屋敷12 2020.12.5
登城ルート
国道横の歩道・説明板
北側の空堀
西側の郭
主郭から見た西側の郭
主郭
大沼城主供養塔
代官屋敷跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高15m】
【感想】 大沼城の南西約800mに位置し、比高15m程の低丘陵に築かれている。
北側に空堀がありその延長上に帯郭が西側に伸びている。杉林となり南側に段郭がある。
南東約600mには田代城がある。
【案内】 国道301号線の表記番地西側の丘陵にあり、国道西に説明板、先に案内標識が建てられている[マップコード281 128 013*26]。
国道の広い歩道脇に駐車した。民家直前より左に登って行くと、屋敷跡があり北側に空堀、西側に帯郭、南側に段郭が見られる。
民家裏の山腹に大沼城主の供養塔が祀られている。
そのうち2基は大沼城主第3代松平近清により建てられ、松平宗家4代親忠、父乗忠(大給松平2代城主)の供養塔と云われる。
北の山頂に詰城の代官屋敷城がある。
【歴史】 詳細は不明だが、『下山村誌』によると、代官屋敷は坂東作右衛門の居館とされている。
天正二年(1574年)甲斐の武田勝頼により田折峠付近から砲火を受け攻め落とされたという。