鯖江陣屋 (さばえじんや)
所在地 福井県鯖江市本町1 2017.8.5
鯖江陣屋 (さばえじんや)
所在地 福井県鯖江市本町1 2017.8.5
説明案内板
公園・説明案内板
願かけ地蔵
植田家長屋門
万慶寺裏門
鯖江陣屋跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 商店街となり、面影はなく都市公園の隅に説明案内板が建てられている。
【案内】 県道134号線のアーケードが終る所の「願かけ地蔵」の公園横に説明案内板が建てられている[マップコード63 097 077*55](地図)。
東200mほどの場所に、鯖江藩家老植田家の長屋門(鯖江市旭町1丁目5−6)が現存する。
また、万慶寺(鯖江市深江町6−14)に御用屋敷門が裏門として移築されている。
【歴史】 享保五年(1720年)越後村上藩主間部詮言(まなべあきとき)が転封され、鯖江藩が成立した。
当時の西鯖江村は幕府の代官陣屋が置かれただけの寒村で、石高800石、家数27軒、人口200人余りであった。
村上からの移転は、翌享保六年(1721年)から始まり、藩士らはとりあえず付近の農家に分宿したという。
町屋敷地と武家屋敷地に分けられ城下町の形成が行われ、完了したのは、享保十三年(1728年)頃と云われている。