最勝寺砦 (さいしょうじとりで)
最寄地 山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢2872 2025.9.27
最勝寺砦 (さいしょうじとりで)
最寄地 山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢2872 2025.9.27
登城ルート
登り口にある鉄階段
中央新幹線のトンネル工事現場
東端の切岸
広い2郭
主郭東の石積
主郭・祠
主郭3郭間の堀切
3郭
3郭にある祠
3郭西の浅い堀切
3郭西の段郭(3段)
4郭手前の幅広の堀切
4郭手前の幅広の堀切(横から)
4郭
最勝寺砦 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高120m】
【感想】 富士川町最勝寺にある東西に延びた標高424mに主郭があり、西に3、4郭、東に広い2郭や段郭を配置した構成となっている。主郭3郭間の堀切が最大の見所である。
比高30mほど登った急斜面が一番の難所で、ロープがなければ登ることは殆ど不可能であり、砂状の土壌で疲労困憊であった。
【案内】 県道420号線の表記番地より西の400mほど登って行った県道脇に鉄の階段がある[マップコード312 758 529*42](地図)。東50mに北に引き込む道路があり、隅に駐車した。
階段を登った方向にロープの張られた山道があり、折り返して急斜面にロープがあり、砂状のぽろぽろした土でここが最大の難所である(東側に回り込もうと思ったがネットが張られていて不可)。ロープの結んである最上部の立ち木は朽ちかけており、危なかしかった。
なんとかネットの上に出、右に行くとジグザグの山道があり。東側尾根先端に着く。眼下には中央新幹線(リニア)のトンネル工事が行われていた。
東端に切岸があり、そこから明朗な段差は見られないが東西に延びた広い2郭がある。西に石積が見られ、段郭、主郭と並んでいる。主郭は土塁があるが狭く祠がある。
西に堀切、3郭がありここにも祠がある。西に3段の郭を経て幅広の堀切、4郭と並び西尾根につながっている。
【歴史】 史実は不明。