松尾古城 (まつおこじょう)
最寄地 長野県上田市真田町3287 2015.10.12
松尾古城 (まつおこじょう)
最寄地 長野県上田市真田町3287 2015.10.12
登城ルート(緑は遠見番所)
登り口
秋葉社
途中の石垣
主郭前面石垣
主郭跡・石垣
主郭背後の堀切
中間の鉄塔
遠見番所・石垣
松尾古城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高200m(遠見番所比高600m)】
【案内・感想】 県道4号線の交差点に説明版が建てられ、東に300m、橋を渡った所に「日向畑遺跡」があり、その左手に登山口がある(地図)。日向畑遺跡は真田氏の最初の居館跡ではないかと云われている。
尾根に出ると神社・墓地があり、右手に尾根を登ると途中に秋葉社がある。さらに登ると、尾根をふさぐ形に石垣が2ヶ所ほどあり、中央に石段がある。
更に登ると、標高1033.9m比高約200mの尾根上に石塁・石垣に囲まれた主郭跡があり祠が2つ祀られている。石塁は板状の岩を積み重ねたもので、よく残り見応えがある。
その東に10m余の深い堀切があり、急斜面を登って中間にある送電線鉄塔を過ぎ、延々登ってゆくと、標高1440m比高約600mの尾根頂上に石塁がコの字型に残っており、遠見番所と呼ばれる物見台がある(地図)。
【歴史】 詳細は不明だが、真田氏によって築かれた最初の城とされている。