尾立城 (おだてじょう)
最寄地 静岡県駿東郡小山町生土557 2022.8.27
尾立城 (おだてじょう)
最寄地 静岡県駿東郡小山町生土557 2022.8.27
登城ルート
南東遠景
砕石工場への道からの登り口
フエンスに沿って進む
鉄塔
鉄塔西の頂上・北側の崖
主郭・土塁
主郭南側の段差
尾立城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高70m】
【感想】 鮎沢川左岸の標高約318mの尾根頂上に築かれている。富士山の宝永の大噴火で堀切などは埋まったと思われるが、南側に段座のある平坦地が残っている。
【案内】 国道46号線に面した「ドライブイン富士」(表記番地)の西側隅に駐車した[マップコード57 661 490*70]。
交通量は多いが、「生土」交差点西側の砕石工場へ向かう道路に入り、北に少し行くと東京電力管理道がある(地図)。
小屋右を進むとフエンスがあり、それに沿って登ってゆくと鉄塔があり、削り残した土塁がある。その南に主郭があり、南側に段差が見られる。
【歴史】 室町時代、この地域に勢力を持っていた大森氏による築城が考えられる。
他に、永禄十二年(1569年)御厨から西相模へ侵攻した武田信玄に備え、後北条氏が築城したとも考えられる。