柴峠砦 (しばとうげとりで)
所在地 石川県鹿島郡中能登町 2018.6.14
柴峠砦 (しばとうげとりで)
所在地 石川県鹿島郡中能登町 2018.6.14
登城ルート
林道城石線横の登り口
堀道
峠付近
横堀
主郭・三角点
柴峠砦跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高30m】
【感想】 石川県中能登町と富山県氷見市小滝の境目にあり、荒山峠と石動山の中間に位置している。西側に横堀があり東に主郭があり、草木が鬱蒼としており、三角点が確認できるのみであった。
【案内】 県道18号線荒山峠北より林道城石線を荒山城の前を通って約1.7㎞行った右側に登り口がある[135 445 480*18](地図)。
そこより南西へ堀道の遊歩道を約300m行くと、城跡西に着く。
【歴史】 『荒山合戦記』によると、天正十年(1582年)六月二日、本能寺の変で織田信長が自刃したのを機に、石動山衆徒は越後の上杉景勝に支援を求め、畠山氏の遺臣である温井(ぬくい)備中守景勝(かげたか)と三宅備後守長盛の両氏と共に、六月二十三日荒山砦に籠った。
これに対し、羽柴秀吉は前田利家に石動山城攻略を命じた。前田利家は3千の兵を率いて石動山に向かい、六月二十五日未明に桝形山と石動山の間にある芝峠砦に布陣した。