池田城 (いけだじょう) (町の史跡)
最寄地 富山県中新川郡立山町池田39 2018.6.14
池田城 (いけだじょう) (町の史跡)
最寄地 富山県中新川郡立山町池田39 2018.6.14
説明板
登城ルート(緑線は車道)
説明板・登り口
溜池(手前を左へ)
最初の堀切・土橋
4段目北の 堀切・土橋
3段目の郭
2段目の郭
主郭
南西の堀切
池田城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高100m】
【感想】 立山町池田にある和田川左岸の標高375mの山頂に築かれている。主郭は南北約60mの逆L字形の形状で、中央に小高くなった櫓台がある。南西側から降りると堀切が残っている。
北側に5つの郭が階段状に配置され、2ヶ所堀切から伸びる竪堀があり共に土橋が残っている。
【案内】 県道168号線を表記番地より約450m南東に行き、池田橋の手前を右折、林道を約260m行くと左側に説明板、登り口がある[マップコード144 103 283*83](地図)。その先が広くなり駐車できる。
溜池の北側に出、左の尾根に登る。なだらかな尾根を南下してゆくと、大堀切と土橋がある。やがて急になり堀切と土橋があり、4段の郭を通って上り詰めると主郭に着く、
平成七年(1995年)10月26日、立山町の史跡に指定された。
【歴史】 築城時期は定かでない。永禄年間(1558~70年)越中守護代神保氏の重臣で国人領主であった寺島職定が城主であり、永禄十二年(1569年)に出した文書に「池田城内云々」書かれている。
天正十一年(1583年)佐々成政が弓庄城攻めを行った際、池田城も戦場となったという。