教来石民部館 (きょうらいしみんぶやかた) (鳥原屋敷)
最寄地 山梨県北杜市白州町鳥原430 2019.8.10
教来石民部館 (きょうらいしみんぶやかた) (鳥原屋敷)
最寄地 山梨県北杜市白州町鳥原430 2019.8.10
館跡
館跡・標柱
南側の堀状地形
教来石民部館跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 釜無川右岸の段丘上にあり、100m四方ほどの広さがある。
当日は草が刈られていて、見やすかった。南東と南側に堀状の谷がある。
【案内】 国道20号線「鳥原」交差点より西へ行き右折、すぐ左折して行った蕎麦点「ビューファーム鳥原平」に駐車できる[マップコード167 876 403*27]。
その道路向かいが館跡で、標柱、説明板が建てられている。
【歴史】 教来石氏は、武田家支流の一条氏から派生した在地の武士団で、武川衆の一員として武田宗家に忠誠を尽くし、幾多の合戦で勇猛な働きをしたと伝えられている。
教来石民部景政は、後に抜擢され馬場氏の名跡を継いだ馬場美濃守信春で、武田二十四将の一人として活躍した。
この居館は、馬場氏を名乗るまでの武川衆の一員として活躍した教来石氏の居城であった。その後、信春は南東約3.5kmに屋敷を構えた。